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1999年2月4日 約二年ぶりで純白の雪が古都を被いつくし、
祇園街もいつもとは違った趣を見せてくれました。
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雪の祇園 建仁寺です。
金閣寺の豪華絢爛な雪景色もたしかにいいですが、僕は建仁寺の雪景色のほうが好きです。
だってシブいでしょ? 白と黒のコントラストがたまりません。
雪の祇園 花見小路通りの団栗通りからの眺めです。
花見小路通り四条〜団栗間は通りの両側にお茶やさんや料理屋さん、置屋さんが軒をならべ全てのお宅が京風の町家造りを、しっかりと保存しておられます。
平成14年に電線の地中化工事が完了し、現在は電柱がありませんが、この写真の撮影当時はまだ電柱が見えますね。?
雪の祇園 祇園甲部歌舞練場です。
毎年春に開催される「みやこおどり」は芸、舞妓さんの一年間の芸修行のお披露目会。
みなさん多忙のなか、すばらしい舞を披露してくれます。
雪の祇園 青柳通りを花見小路より見た所です。
この通りも両側に町家がならんでいます。
またこの辺りは舞妓さんがよく通っていますので、本物を見てみたい方は張り込んでみてはいかがでしょう
雪の祇園 一力亭です。
歌舞伎好きならピンとくる有名なお茶屋さんです。
祇園のお茶屋さんのリーダー的存在であり、建物の規模も祇園一です。 一力さんの御先祖様が八代目の母校「弥栄中学校」(旧 弥栄小学校)の初代校長だったとは、つい最近まで知りませんでした。 京都の学校は町衆の力で出来たのです。 費用も人材もみんな町衆が協力して用意したのです。

 
雪の祇園 四条花見小路より八坂神社の眺めです。
中央に見えるのが八坂神社です。
四条通りも雪でアスファルトが隠れてしまい、車もほとんど走っていません。
京都人は雪になれていないので、人通りもまばらでした。
では八坂神社の方へいってみましょう。
雪の祇園 八坂神社の西楼門です。
すっかり八坂神社の顔となった西楼門ですが、正門はこちらでは無く南楼門です。

僕もちゃんとした御参り(初宮詣りとか七五三なんか)の時は南楼門から入るようにしています。
雪の祇園 これが巽橋(たつみばし)です。
最近人気の観光スポットで、雑誌やテレビなんかで京都が取り上げられると必ず撮影される所です。
今日もプロのカメラマンでしょうか? 雪景色をねらって小道具の和傘を使って撮影中のようでした。
雪の祇園 巽橋上から西側を眺めた所です。
下に見えるのが白川で、源流を琵琶湖に持ち祇園の町中を情緒たっぷりに流れています。
昔はオイカワやドンコなど川魚がたくさんいたのですが一時期汚れてしまいました。
最近では少々綺麗になったので、鯉や鴨が生息しています。
雪の祇園 巽橋上より西の景色です。
この先二百メートルほどで、疎水に合流します。
左側にみえるのはお茶やさんでしょうか?
川沿いに町家が並んでいます。
雪の祇園 白川通リです。
白川通リは四条〜切り通リ間のわずか200メートル足らずの短い通リですが、白川が沿うように流れ、石畳が敷き詰められホントに情緒のある通リです。

写真右側には柳が植えられ、左側には桜、梅、牡丹などが季節ごとに来訪者の目を楽しませてくれます。
雪の祇園 辰己神社です。
白川通リと新橋痛リの合流点にある、小さな神社です。
よくお茶やのお母さんが御詣りしておられるのを見かけます。
巽橋と同じ「たつみ」なのに漢字が違います。
え?理由ですか、、、、調べておきます
雪の祇園 新橋よりの眺めです。
手前に見えるのは桜の木で、桜の季節には夜間ライトアップされそれはそれは素晴しい景色が楽しめます。

この辺りで白川が大きくカーブしてるんですが、それがまた素晴らしい情景を見せてくれる要因なんでしょうな。
雪の祇園 新橋通りです。
新橋通りは白川通リの一筋北の通リです。
この通りも両側にお茶やさんや料理屋さんの町家が立ち並び、石畳が敷詰められた情緒ある通りです。京都市の条例により、景観を保全するように定められており、建物の改築には許可が必要な一帯です。
雪の祇園 大和橋からの白川の眺めです。
大和橋は大和大路通リが白川をまたぐ橋で、中央はアスファルトですが欄干は石作り。
この橋附近の白川に色鯉がたくさん泳いでますので、おいでの際はエサを忘れずに。
雪の祇園 白梅旅館の小橋です。
白川の切り通リ〜大和大路間には 小橋が三本架かってまして、その内二本が個人所有のものです。
この小橋は白梅旅館の入口で橋の両側に名前どうり梅の木が植えてあります。
三月には紅白の梅が咲き、春のおとずれを知らせてくれます

雪の祇園 四条大橋から三条大橋の眺めです。
今日は雪空ではっきり見えませんが、天気の良い日には三条大橋はもちろん北山まで見渡せます。
左側に見えるのが先斗町です。
先斗町は祇園ではないのですが、せっかくですから一寸だけ覗いてみましょうか?
雪の祇園 先斗町の四条通リからの入口です。
先斗町は京都五花街の一つで祇園街が八坂神社の門前町として発達したのとは異なり、昔大坂への重要な交通手段であった高瀬舟(森鴎外の著書で有名ですね。)の船着き場として栄えました。
ちなみに先斗町の「ポント」とはオランダ語で「さきっちょ」という意味だそうです。
船着き場を表しているのでしょうか?
雪の祇園 「京都先斗町に降る雪も〜」あ、やっと最後の写真説明だと思ったらついつい鼻歌が、、、
先斗町をもうちょっと北へ進んでみました。
せまい道の両側にびっしり町家が並んでいます。
やはり祇園街と同じく町家のほとんどがお茶屋さんや置屋さん、料理屋です。

先斗町には木屋町通リ(先斗町の西側)に通リ抜けられる路地(京都ではろ〜じと発音します)や通リ抜けが出来ない路地がホントにたくさんあります。
路地の一本一本に千鳥をかたどった看板で「通リぬけできます」「通リぬけできまへん」と書いてあります。